映画「もったいない」をみて考える大量生産、大量消費、大量廃棄
「私たちが日々食べる食品はその3~5割が食卓に届く前に捨てられています。」
こんなコピーが気になり、映画「もったいない」をみてきました。
片づけの仕事をしていると沢山の物を捨てるのに立ち会います。
物だけでなく、賞味期限が切れた食品も。
そうすると、やはり気になるのが大量生産、大量消費、大量廃棄です。
先日も某ファストファッションブランドが年間12トンの売れ残り商品を焼却処分しているというニュースを目にしました。
消費者の要求にこたえるために
映画で、商品を売るためにスーパーの棚は満杯で新鮮でなければならないと言っていました。
そして、野菜にも大きさや太さなどの細かい規定があって、それを守られないと出荷前に廃棄されます。
これって消費者である私たちの要求にこたえるためですよね。
買った商品だって食べきれずに捨てられる…
時々農家さんのお手伝いをさせていただいているのですが、野菜は自然のもの。工業用品みたいに規格通りになんて作れません。
先日も大雨で種が流されたり、天候によって大量に出来ちゃったり、全く出来なかったりします。
ミニトマトの出荷作業をしていて、こんなちょっとした黒い点があるだけで不合格で、収穫した半分も出荷できず、みんなで持ち帰りました。
お手伝いしているところは小規模な農家さんで規格もあまり厳しくないところですが、それでもです。
環境への負担
店頭に並んでいるピカピカの野菜。そういう野菜を安定して作るために農薬が使われます。
また、廃棄された食糧からメタンガスが発生して、大気を汚染しています。食品の廃棄を半分に減らせば、車の数を半分に減らすのと同じ位の効果があるとのことです。
廃棄後にも大気汚染の問題があるってビックリしますね!
発展途上国への負担
バナナなどを生産している発展途上国では、生産者が搾取されて、自分の国で作られているものでも高くて食べられないと言っていました。
先進諸国で食品が大量に廃棄されているけれど、発展途上国では食糧不足という矛盾もありますね。
消費者の選択
これって、食品だけの問題ではないのですよね。
ファストファッションや100円ショップ、とにかく沢山作って、売って、過剰に作ってしまって残ったものは廃棄。
それによって環境や生産者に負担がかかる。
しかも、衝動買いしたものだったりして、使わずに家庭からも廃棄されたり。
自分に必要な分だけ買う。買う物の背景を知って消費する賢さを持つ。っていうのも必要だなと思わされた映画でした。
片づけでもお伝えしていますが、本当に何を選ぶかって大切ですね。
私たちの選択が、地球の未来をつくる。そんなことを考えた映画でした。
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